スマホディスプレイパネルの種類 スマホ修理
- arps36
- 2021年9月13日
- 読了時間: 3分
スマホパーツ卸の株式会社arps の溝口です。
#3 今回ご紹介するのは スマホのディスプレイ(タッチパネルについてです)
タッチパネルは大きく2つに分かれます。
TFT液晶ディスプレイと有機ELディスプレイに分かれます。
以下が特徴となります。仕入れ価格が違います。
現在、修理価格設定はTFT液晶ディスプレイの施工価格になっておりますが
有機ELディスプレイのご案内をすることで単価を上げられるようになります。
TFT液晶ディスプレイ (当社ではonsell、insell、リペアがあります)
コストが安い
視野角が狭く、角度を付けて画像を見ると色が表現できない
バックライトがあるので黒の表現が苦手
消費電力が高い
有機ELディスプレイ (当社ではハード、ソフト、リペア、取り外し品)
視野角が広く、どの位置から見ても比較的きれいな色表現
バックライトがないので純粋な黒が表現できる
有機ELは重ねるものも少ないため薄くできる
消費電力が低い
コストが高い
画面が焼き付きしやすい
この点をお客様に説明したときに使用端末の状況やお客様にもよりますが
意外と有機ELを希望されるお客様もいらっしゃいます。
現在の説明ですと2種類ですが
当社では機種によって2~4種類の同機種のご提案が出来ます。
①SCパネル (コピーパネル、onsellパネルタッチ認識部分と液晶部分が分離型)
②insellパネル(タッチ認識部分と液晶が一体型)
③有機ELコピーパネル
④リペアパネル(再生パネル、純正の割れパネルにガラスを張り直し再生)
⑤取り外し品(純正パネル)
価格 安い①→⑤高い
細かい特徴は長文になるため簡単に表記させて頂きます。
修理内容によっては再生パネル以上のランクを使用しないといけない可能性もあります。
(コネクターの相性等、あまりないですがお客様が複数修理されていると発生します)
特徴を把握することでご提案の幅が広がります。
お客様のニーズにお応えするサービスが可能です。
特に注意する点
ゲームなどハードに使われている方はリペア以上をご提案しないといけません。
高速、複数でタッチする感覚が異なるためコピーパネルでは表現できません。
truetone移行ははinsell以上でないと対応しておりません。
(専門性が高いお客様は気付きます)
有機ELには2種類 ハードとソフトとあります。
ハードはガラス面がやや厚く、表示範囲がやや狭い(比べないと分からない)
ソフトは純正に近い仕様になります。
高いパネルは何が違うのか?
消費電力が違う事と一番わかりやすいのが照度
画面表示を暗くしたときに暗くなるものが高品質です。このコントラスト差が画面表示に差が出ます。
部品などで疑問点などご質問ありましたらこちらのslackにてよろしくお願いします。
本日紹介の商品販売ページ
https://arps-online.com/product.php?id=7402
https://arps-online.com/product.php?id=7350

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